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よくある質問

下肢静脈瘤について

  • それは下肢静脈瘤の悪化ではなく、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)のことです。深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)は、心臓や脳に血のかたまりが飛ぶのではなく、足の深いところにある静脈に血のかたまり(血栓)ができ、足の運動によって静脈の中を移動して肺の血管に詰まってしまう病気です。そのため息が苦しくなったり、最悪の場合は、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)が原因で死亡することもあります。
  • 下肢静脈瘤は深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)と直接的な関係はなく、静脈瘤だからといって、特別に深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)になりやすいというわけではありません。
  • 足の皮ふにボコボコとした瘤(こぶ)がある
  • 足がつる(こむら返り)
  • こむら返りが痛くて、目が覚め
  • 足の血管が浮き出ている
  • 足がむくんだり、冷たく感じる状態がつづく
  • 足が痛い、だるい、重い、疲れ易い
  • 足の皮ふの痒み(かゆみ)がおさまらない
  • 足の皮ふに色素沈着(変色している状態)が起こる
  • 足の皮ふに潰瘍(やけどのような状態)ができた
  • 医療用弾性ソックスを履いても、足のだる重さが改善しない
見た目には、ふくらはぎの内がわや、太ももにボコボコっとした血管が出たり、太ももや膝の裏側、ふくらはぎに、青黒く網の目の形や赤や青のクモの巣状に細く広がります。
  • いいえ。残念ですが、下肢静脈瘤は自然に治りません。ゆっくりと進行し、血栓(血のかたまり)によって炎症を起こしたり、皮膚の色が黒ずんだり、潰瘍化して皮膚に穴があき、出血することもあります。
  • 下肢静脈瘤に限らず、病気は早期発見・早期治療が最も大切です。少しでも気になる症状があったら、ためらわずに専門医に診てもらった方がよいでしょう。

弾性ストッキングは、足の「重い、だるい、疲れやすい、むくみやすい、あしがつる」などの症状を緩和する上で、とても有効で安全な治療方法です。 しかしストッキングを毎日着用し続けても、下肢静脈瘤が治っていくわけではありません。

  • 下肢静脈瘤は命に関わるような深刻な病気ではありません。「下肢の切断」や「血栓が脳や肺に飛ぶ」ことは、きわめて稀ですので過度な心配は不要です。
  • 下肢静脈瘤があることは分かっていても、痛くもかゆくもなく、そのまま放っている人も多く、そのような場合、大きなトラブルにつながることも少ないと考えられます。
  • ただし、下肢静脈瘤による症状(下肢が重い、だるい、疲れやすい、むくみやすい、こむら返りが頻繁にありつらい)がある人は、下肢静脈瘤を治すと、下肢が軽くなって、楽になります。
  • また、「下肢静脈瘤をこじらせてしまった状態の人」(血栓性静脈炎、うっ滞性皮膚炎、うっ滞性皮膚潰瘍など)は、下肢静脈瘤のカテーテル治療を受けることによりそれらの症状は劇的に改善します。
  • 40代以降の女性
  • 両親に静脈瘤(足にコブがあった)があった
  • 妊娠・出産を経験している
  • 長時間の立ち仕事をしてきた(主婦、工場、畑仕事、警備、教師、美容師、調理師、看護師、など)
ご家族に下肢静脈瘤になったことのある方がいる。
両親とも下肢静脈瘤

だと90%、片親のみだと25%の男性・62%の女性に発症すると言われています[※参照]。

※Cornu-Thenard A, Boivin P, Baud J M, et al.: Importance of the familial factor in varicose disease. J Dermatol Surg Oncol 20:318–326,1994

  • 手の静脈は静脈瘤にはなりません。手や腕の血管が全体的に太く目立つのは病気ではありません。生まれつきか、あるいは年をとって皮膚のはりがなくなったために血管が目立つようになったためです。

治療について

下肢静脈瘤の治療にはおもに次の4つがあります。

  1. カテーテル治療
  2. 血管に注射する硬化療法
  3. 弾性ストッキングによる圧迫治療
  4. 血管を引き抜く手術療法

1~2時間の治療で歩いて帰れる日帰り治療です。入院の必要はありません。

  • TLA麻酔という低い濃度の麻酔薬で痛みを消す特殊な方法でカテーテル治療を行っています。
  • 局所麻酔なので意識は保たれており、手術直後にそのまま歩いて家に歩いて帰れます。
  • 長時間効果が続くので手術後に歩いても痛くありません。
  • 足の血液の約90%は「深部静脈」(筋肉の中を通る奥深い場所にある静脈)を通って心臓に戻ります。カテーテル治療を行う部分は、「表在静脈」と言われ、「脇道の血管」あるいは「予備の静脈通路」です。 深部静脈が働いていれば、脇道部分は無くても大丈夫です。
  • 下肢静脈瘤になってしまっている人は、表在静脈が働いていません。 このため、カテーテルでその部分を閉じてしまっても大丈夫です。
  • 治療によって下肢全体の血液循環が良くなります。
  • カテーテル治療後は、そのまま帰宅していただきますので、手術は片足で約30分です。治療後は経過観察の診察が数回となります。
  • 費用については料金一覧をご覧ください。
  • はい、硬化療法は予約状況にもよりますが、1日の治療で終わることもできます。
  • カテーテル治療の方は診察当日、血液検査があります。採血の結果が出てから治療を行います。治療は一日で終わることがほとんどですが、複数回になる場合もあります。また、術後の経過観察で数回の来院も必要です。
  • 治療は局所麻酔で行います。このため、麻酔の注射時の痛みはありますが、カテーテルの痛みは全くと言っていいほどありません。
  • 患者さんの不安や緊張を和らげるため、胃カメラで使う静脈麻酔(鎮静剤)の点滴も併用しており、ウトウトした状態で治療を受けていただいています。

寝たきりでなく、ご自分で歩いて病院にくることができる方でしたら、何歳でも治療することができます。当院での最高齢は92歳です。50〜80代の方の治療を多く行っています。

  • 残念ながら妊娠中は積極的な治療はできません。弾性ストッキングを着用していただくことになります。
  • 出産が終わると、下肢静脈瘤は徐々によくなりますが、完全には治りません。
  • 出産後、授乳の必要がなくなってから診察を受けて、超音波検査を行って治療方針を決めることが多いです。
  • 下肢静脈瘤は基本的には命にかかわらない病気なので、治療をうけるかどうか、どの治療をいつ受けるかは患者さん次第です。
  • 長年病気に悩んで外来に来られる方が多いので、この際思いきってきれいに治したいという方も多いですし、病気のことがよくわかって安心したからとりあえず様子を見たいという方もおられます。
  • ただし、足に潰瘍ができているか、過去にできたことがある方、皮膚に色が付いたり固くなっている方は、できれば治療を受けた方がよいと思います。またお仕事が立ち仕事で、これからも長い間その仕事を続ける予定の方も治療を受けることをお勧めします。
  • 正しい治療をすればすぐに再発することはありません。
  • 下肢静脈瘤は体質的な病気ですので、治療を行ってから10-15年たつと10-20%程度再発することがあります。特に、40歳未満で治療が必要になった方や、極端な立ち仕事の方は再発の危険性が高くなります。しかし、再発するまでには長い時間がかかりますし、その間は下肢静脈瘤によって悩まなくてよくなります。
  • 再発する可能性があるから治療をしないのではなく、もし再発をしても再び治療が可能です。

術後について

事務仕事であれば手術翌日から仕事は可能です。その他、仕事内容により、不安な点がありましたら、ご相談下さい。
術後翌日からシャワー可能です。入浴は術後2日後から可能です。

経過によって異なりますが、術後翌日、1ヶ月後、3ヶ月後の診察となることが多いです。

弾性ストッキングについて

  • いわゆる着圧ストッキングのことです。ストッキングの圧迫により血行を促進させ、静脈瘤を予防します。カテーテル治療のあと、焼灼した静脈に血液が流れ込み再発しないように治療後1ヶ月間の着用をお願いしています。
  • 当クリニックでは男性の方にも抵抗なく着用いただけるよう、黒色の弾性ストッキングもご用意しています。
  • コットン素材の医療用弾性ソックスも用意しておりますので、アレルギー等がある方はご相談下さい。
はい。販売しています。指示書も作成いたします。
はい。治療のあと1ヶ月してからであれば大丈夫です。治療したところが硬くなっている場合は避けたほうがいいです。

診察について

はい。下着の上から紙ショーツを着用してもらいます。服装も特に制限ありません。
健康保険証とお薬手帳をご準備ください。
  • 超音波検査
  • 採血(必要に応じて)

20〜30分くらいかけて診察をいたします。

料金・支払いについて

費用については料金一覧をご覧ください。

はい、ほとんどの治療が保険適応となります。
一部自費治療も行っておりますので、お電話でご確認ください。

はい、各種クレジットカードがご利用いただけます。
一部使えない場合がありますので、直接、お電話で御確認ください。

保険診療の部分は医療費控除の対象になります。

できません。当院には入院施設はありません。

予約・キャンセルについて

  • 待ち時間を少なくするために、予約制としています。
  • 予約なしでのご来院は、待ち時間が生じる場合がございます。診察予定が一杯の場合は、後日改めての診察とさせていただく場合もございますので、あらかじめご了承ください。
紹介状は必須ではありませんが、お持ち頂けると過去の治療歴が詳細に把握できるため治療方針が立てやすくなります。
  • 当日のキャンセルは他の患者さんの迷惑になりますので、ご遠慮ください。
  • 行けなくなった場合は、できるだけ早くご連絡ください。